安心・安全な天然木で 今も未来も家族と一緒に過ごす家。
西建設は、沖縄の風土や気候を考えた家づくりをお手伝いします。
ひとことで「木造」といっても、現在では様々な工法の住宅がつくられています。
特に近年は、木材を接着剤で貼り固めた集成材や、細い木材をパネルで貼り固めてゆく工法が積極的に採用される傾向にあります。
そうしたなかにあって私たちは、伝統的なモジュールである厚さ4寸(12cm)の、無垢(むく)の木材を組み上げてゆく工法をご提案しています。
森から伐採し製材された無垢の木は、充分に乾燥させた状態で使いはじめれば、むしろその強度を増してゆくと言われています。大切なのは「適材適所」、木材の選び方と使い方です。わたしたちは、宮崎県産の「飫肥(おび)杉」をつかった家づくりをご提案しています。
飫肥(おび)杉の特徴は、油分(樹脂)を多く含んでいることです。そのことによって吸水性が低く、湿気に強いとされてきました。歴史的には造船用の材木としても使われた経緯があり、こと沖縄の気候環境のなかで耐久性の高い木造の住まいを建てるには最適の木材であると考えます。
「木造住宅」と聞いて、みなさんがまず心配されるのが蟻害、すなわちシロアリによる被害です。ご存知のように、県内におけるシロアリの活動は非常に活発で、特に輸入材によって建てられた家の被害には長年、悩まされてきました。
そこで私たちは、土台や柱・筋交などすべての構造材に、圧力(の差)を利用して材の内部深くまで防蟻・防腐剤を浸透させる方法を採用しています(薬剤を木材の表面に塗るのでは不十分と考えます)。